歯列矯正の基礎知識(4)歯が動くメカニズム■歯列矯正のスペシャリスト

歯列矯正治療は、人間の骨の仕組みである「骨吸収」と「骨形成」を
利用して歯を正しい位置へと動かしていく治療法です。

歯が動くメカニズム■歯列矯正のスペシャリスト~優れた矯正歯科医のご紹介


 

骨吸収と骨形成

皆さん「骨吸収」と「骨形成」という言葉は聞いたことがありますか?
まず、「骨吸収」というのは、 破骨細胞によって、弾力や固さを失ってしまった古い骨が分解され、壊されていくこと。そして、「骨形成」は骨芽細胞によって、しなやかで弾力性のある新しい骨がつくられることです。
人間の骨は絶えず骨吸収と骨形成を繰り返しています。一般に人間は5年で全ての骨が入れ替わると言われています。

歯列矯正は、この「骨吸収」と「骨形成」を利用して行われる治療法なのです。

歯の構造

歯の仕組み次に歯の構造について簡単に説明いたします。
人の歯は歯槽骨と呼ばれる骨に生えています。そして、歯の外見上見えない歯根の部分と歯槽骨の間には歯根膜という歯槽骨に歯を植立するコラーゲンの太い束からなる懸架組織があります。

歯が動くメカニズム

歯列矯正イメージいよいよ本題に入りますが、歯列矯正は、歯の表面(または裏面)にブラケットという小さな装置をボンドで接着し、特殊な矯正用ワイヤーで弱い力を加えて行われます。
この弱い力を加えられた側の歯根膜に骨吸収を起こす細胞が出来て歯槽骨が骨吸収され、反対側では骨形成を起こす細胞が出来て骨形成が起きます。
こうして、歯列矯正医は歯を目的の場所へとゆっくり動かしていくのです。